そんな長期間、よく隠していたな、という事件。
西洋絵画の巨匠パブロ・ピカソ(Pablo Picasso)の作品271点を自宅車庫で約40年間保管していた元電気工の男が盗品所持の罪に問われていた裁判で、仏リヨン(Lyon)の裁判所は19日、ピエール・ルゲネク(Pierre Le Guennec)被告(80)と妻のダニエル(Danielle Le Guennec)被告(76)に対し、執行猶予付き禁錮2年の有罪判決を言い渡した。
すでに10年近く裁判をしているようですが、被告らは「ピカソからの贈り物」と主張しているとのこと。作家が271点もの作品を電気工に贈ることなんてあるのでしょうかね。
271点の中には、キュービズムの希少なコラージュ作品9点や、有名な「青の時代(Blue Period)」に描かれた作品も含まれているそうで、80歳にもなる被告はこれをどうしたかったんでしょうか。80億円とも見積もられるこの作品はどこに行くのか気になるところです。
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