アーティゾン美術館で現代美術展 同時開催で新収蔵クレー24点を一挙公開!

公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館(館長 石橋 寬)は、2020年1月18日(土)から開館記念展「見えてくる光景 コレクションの現在地」を開催しますが、この開館記念展に続いて開催する展覧会の概要をご紹介いたします。

2020年4月18日(土)からは、展示室6Fから4Fまで各フロア個別の展覧会を同時に開催します。これにより、ジャンルの異なる3つの展覧会を一度にお楽しみ頂けます。

また当館では印象派や日本近代洋画をより充実させるとともに、抽象画を中心とした20世紀美術、現代美術、日本の近世美術などコレクションの地平を広げています。このたびの展覧会では20世紀美術、現代美術作品を展示します。

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【展覧会概要】
展示室:6F
ジャム・セッション 石橋財団コレクション×鴻池朋子
鴻池朋子 ちゅうがえり
会期:2020418()621()

「ジャム・セッション」は石橋財団コレクションと現代美術家の共演です。その第一回に、芸術の根源的な問い直しを続け、精力的に活動するアーティスト鴻池朋子を迎え、それまで美術館では不可能であった事へのチャレンジ、拡張を試み、芸術の生態系をトータルインスタレーションで表現します。
 「人間は一匹の動物として一人一人全部違う感覚で世界をとらえ、各々の環世界を通して世界を眺めている。それらは一つとして同じものがない。同じ言葉もない。同じ光もない。芸術がそのことに腹をくくって誠実に取り組めば、小さな一匹にとって世界は官能に満ち、やがて新たな生態系が動きだす。イリュージョンを言語にすり替えず、日々出会うものたちをしっかりと手探りし、遊び、粛々と自分の仕事をしていこう。」(鴻池)

展示室:5F
58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示帰国展
Cosmo-Eggs |
宇宙の卵
会期:2020418()621()

ブリヂストン美術館及び石橋財団の創設者 石橋正二郎は、1956年にヴェネチア・ビエンナーレ日本館を建設寄贈しました。そして石橋財団は近年、日本館への支援を行っています。当館では、日本館での展示の成果を広く日本国内でも紹介するため、帰国展を開催します。
20195月に開幕した第58回国際美術展(5/1111/24まで開催)では、日本館はキュレーターの服部浩之のもと「Cosmo-Eggs | 宇宙の卵」と題し、美術家、作曲家、人類学者、建築家という異なる専門分野で活躍する4名のアーティストによる作品展示を行っています。本帰国展では、キュレーターやアーティストとともに日本館展示を再構築し、ご紹介いたします。
アーティスト:下道基行(美術家)、安野太郎(作曲家)、石倉敏明(人類学者)、能作文徳(建築家)

展示室:4F 特集展示コーナー
新収蔵作品特別展示:パウル・クレー
会期:2020418()621()

新収蔵のパウル・クレー作品24点を一挙公開いたします。クレーが分離派展や「⻘騎⼠」に参加していた1910 年代から、バウハウスで教鞭を執っていた1920 年代を経て、没する前年にあたる1939 年まで、その画業の多くの部分をカバーするコレクションです。

アーティゾン美術館

公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館は、1952年に創設されたブリヂストン美術館を前身とし、20155月から建て替えのため長期休館していましたが、20197月の館名変更を経て2020118日(土)に開館します。旧美術館と同じ東京・京橋の地に、約2倍の展示面積と最新の設備を伴い、さらに古代美術、印象派、日本の近世美術、日本近代洋画、20世紀美術、そして現代美術まで視野を広げ、美術の多彩な楽しみを提供します。

開館時間:10001800(毎週金曜日は2000まで)
*入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(54日は開館)
入館料(税込):日時指定予約制・ウェブ予約チケットの購入は美術館ウェブサイトより
一般ウェブ予約チケット1,100円、当日チケット(窓口販売)1,500円、学生無料(要ウェブ予約)
*ウェブ予約チケットが完売していない場合のみ、美術館窓口でも当日チケットを販売します。
*中学生以下の方はウェブ予約不要です。
住所:〒104-0031東京都中央区京橋1-7-2
TEL: 03-5777-8600(ハローダイヤル)
https://www.artizon.museum

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