多摩美術大学では2020年春より「TCLー多摩美術大学クリエイティブリーダシッププログラム」(以下TCL)を開講する。
プログラムを通じて、デザインとビジネスをかけ合わせたハイブリッド人材を育成し、デザインの方法論でビジネスをドライブさせる「デザイン経営」を社会に実装するという。
「TCL」は、ビジネスにおける思考力と実行力を実装する場だ。
デザイン×ビジネスの先端の知識とデザインを生み出す具体的な経験を通じて、戦略性と感性を同時に持つハイブリッド人材を育成する。
このプログラムのもたらす新たな可能性が、日本のビジネスパーソンをアップデートしていく。
「デザイン」は今までデザイナーなど一部の人のモノだという誤解によって、ビジネスの可能性が損なわれてきた。
今、世界をリードするエクセレントカンパニーでは、デザインやクリエイティブを担当する役員(CDOやCCO)を配置する動きが加速している。
今後世界において、デザインなきビジネスはないであろう。
創造性を武器にできるビジネスパーソンだけが未来を担える。
その人材育成が急務とされる日本において、新たなプログラムがスタートする。
「TCL」は、ビジネスにデザインという思考の突破力をビルトインさせ、日本のビジネスパーソンをアップデートさせる取り組みになるだろう。
人口減少によるマーケットの縮小や先行きが不透明で読みにくいVUCAの時代に突入している。
MBAに代表されるような企業経営が限界にきている今、新たなビジネスモデルや新商品の開発の現場において、 「ゼロからイチを生み出し」「それを事業に落とし込む」人材のニーズはますます高まっている。
多摩美術大学では、長年にわたって、課題を発見する観察力や思考力、 そして、実現にむけて人の心を動かす表現力を備えた人材を輩出してきた。
そしてまた新たに、ビジネスに直接貢献できる社会人に向けて、新たな視点や価値を提供する教育機会を設ける。
Sense of beauty 美意識
美しいビジネスを生んでいく
Cognition skill 認識力
あるべき未来を描いて、プロセスを可視化できる
Thinking skill 思考力
ロジック偏重ではなく、感性に基づく思考もできる
Leadership リーダーシップ
共働、共創の場をファシリテートできる
Challenge skill 課題力
問いを立てることができる
Expression skill 表現力
深い人間洞察に基づいて発想、判断できる
多摩美術大学統合デザイン学科教授
多摩美術大学情報デザイン学科教授
元アクセンチュア株式会社
2020年4月18日(土)~2020年6月20日(土)(3ヶ月間)
毎週土曜日 朝10時から17時(6時間)×10週。※初回は土日連 続の二日間。
350,000円(税込)
30名
対面授業 66時間、eラーニング 2時間以上
1. 大学または短期大学を卒業した者
2. 本事業において、1と同等以上の学力があると認められた者
原則としてすべての対面授業に出席し、4科目(2時間)以上のeラーニングを履修。
これらを合計60時間履修し、課題等を提出して合格した受講生には修了を認め、
学校教育法に基づく履修証明書を交付。
以下のいずれかの会場にて、授業を開催します。
〒107-6205東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F
〒158-8558 東京都世田谷区上野毛3丁目15-34
2019年11月下旬
2019年11月下旬~2019年12月
2020年1月(予定)
当Webサイトからのエントリー後、書類審査および面接
2020年2月上旬
2020年4月18日(土)~2020年6月20日(土)
2020年6月20日(土)