平成30(2018)年は、明治元年からちょうど150年に当たります。
明治時代は江戸時代まで続いた封建社会に代わって、天皇を中心とする新しい国家体制が築かれるとともに、西洋文明を盛んに取り入れながら、産業、交通、教育など様々な分野で急速に近代化が進められました。
美術の世界も例外ではなく、明治9年開港の工部美術学校における西洋美術教育や万博博覧会への参加などを通じて、日本の長い伝統を持つ造形世界と並行しつつ、あるいは互いに影響しあいながら、新たな表現が生まれていきました。
広く知られるように、「美術」「彫刻」という、私たちにとって馴染みのある言葉が誕生したのもこの時代のことでした。
本展では、明治150年という記念すべき年に、博覧会、銅像、美術教育、美術団体といった様々なキーワードを重ねながら、この時代における彫刻の特性を浮き彫りにしたいと思います。
展覧会では約60作品を展示。初公開を含む珍しい明治彫刻が集結します。
特別展 彫刻コトハジメ
特別展の会期中のイベント情報です。各イベントの詳細はイベントページをご覧ください。
日時 9月22日(土曜) 午後1時30分から
日時 9月29日(土曜)、10月6日(土曜)、19日(金曜)、11月7日(水曜)、17日(土曜)
日時 10月6日(土曜)、7日(日曜)
日時 10月28日(日曜)
日時 11月2日(金曜)、3日(土曜)、4日(日曜)
日時 10月15日(月曜)~26日(金曜)、11月12日(月曜)~25日(日曜)