「イサム・ノグチと長谷川三郎」展

「イサム・ノグチと長谷川三郎」展

2019年1月12日(土)~3月24日(日)

「イサム・ノグチと長谷川三郎」展 変わるものと変わらざるもの

1905年5月、連合国軍による占領末期の東京。芸術と社会が結びつく場を求めて世界を一周してきた彫刻家イサム・ノグチと、雪舟と抽象芸術のつながりを真剣に考えてきた画家長谷川三郎が、運命的に出会った。

ふたりは、日本美の本質を見極めるべく旅に出る。やがて土や石、紙、墨による、かつて誰も見たことのない表現が生み出されてゆくー。

貧しくとも、文化国家を目指して再び世界に向き合おうとしていた日本で、ふたりの挑戦がはじまる。

1950年代、日本美再発見

日米の血を受け継ぎ、洋の東西を越えた世界的視野から芸術を再び人々の生活の中に根付かせようとした彫刻家イサム・ノグチ(1904-1988)と、画家として戦前日本の抽象美術をリードする一方、理論家として西洋近代美術の潮流と古い日本の芸術文化に通じ、両者の共通項を抽象芸術に見出した長谷川三郎(1906-1957)。1950年5月、19年ぶりに日本の土を踏んだノグチと、かねてより彼の作品に注目し、文通をも企図して対話を待ちわびていた長谷川は運命的に出会い、芸術家としての互いの関心事とビジョンが驚くほどよく似ていることを知り強く共鳴します。

爾来ふたりは固い友情で結ばれ、長谷川はノグチにとって建築、庭園、書、絵画、考古遺物、茶道、禅、俳句など、有形無形の日本の古い文化遺産への無二の案内役となり、ノグチが日本の美の本質を理解する上で重要な役割を果たしました。一方、ノグチは対話を通して長谷川の制作意欲を奮い立たせ、長谷川が墨や拓本、木版を用いてそれまでにない創作の地平を切り開くきっかけを与えました。

本展は、このふたりの芸術家の交友に焦点を当て、彼らが何を見、何を考え、何を目指したのかを、ふたりが共に歩んだ1950年代を中心に、ノグチ作品約50点、長谷川作品約70点を通して明らかにしようとするものです。

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開催概要

会期 2019年1月12日(土)~3月24日(日)
会場 横浜美術館
開館時間 10時~18時 (入館は17時30分まで)
* 2019年3月2日(土)は20時30分まで(入館は20時まで)
休館日 木曜日(2019年3月21日[木・祝]は開館)、3月22日(金)
主催 横浜美術館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)、イサム・ノグチ財団・庭園美術館(ニューヨーク)、神奈川新聞社、tvk(テレビ神奈川)
後援 アメリカ合衆国大使館
助成 テラ・アメリカ美術基金
協力 FMヨコハマ、首都高速道路株式会社、株式会社ニコン、株式会社ニコンイメージングジャパン、みなとみらい線、横浜ケーブルビジョン