世界中で愛されている、あの紳士な小グマがロンドンから渋谷にやってくる!
“どうぞこのくまのめんどうをみてやってください。おたのみします。―ブラウン夫妻が初めてパディントンに会ったのは、駅のプラットホームでした。それだからこそ、パディントンなどという、クマにしては珍しい名前がついたのです。つまり、パディントンというのが、その駅の名でした。”物語はここから始まります。第1章では、児童文学「パディントン」シリーズでお馴染みのペギー・フォートナムが描いた挿絵原画と複製画によって、10巻にわたるパディントンの物語をたどりながら、パディントンやブラウン一家、物語に登場するイギリスの生活文化やロンドンの名所などを紹介します。
世界のパディントン
児童文学「パディントン」シリーズは1958年の出版以後、瞬く間に人気小説となり次々と新しい話が誕生しました。そして、1972年からは子ども向けの絵本も出版されました。最初の絵本を担当したのはフレッド・バンベリーで、その後時代と共にいろいろなアーティストによって新たなパディントンが生み出されました。第3章では、フレッド・バンベリーをはじめ、デイビッド・マッキー、R.W.アリー、ジョン・ロバンによる原画と、世界中で出版された書籍の数々、そして日本とパディントンの深いつながりを紹介します。
パディントンとは?
くまのパディントン(Paddington Bear)は、イギリスの作家マイケル・ボンドの児童文学作品に登場する架空のクマのキャラクター。1958年10月13日に出版された『くまのパディントン/A Bear Called Paddington』で登場し、以後一連の作品の主人公です。このオリジナルのパディントンはペギー・フォートナムの手によって描かれました。70の作品が30の言語で出版されており、全世界で3000万部を売り上げています。
パディントンはパディントン駅で古ぼけたスーツケースの上に座っているところをブラウン夫妻に発見されます。彼のコートには「このくまをよろしくお願いします」(”Please look after this bear. Thank you.”)と書かれた札がついていました。彼はルーシーおばさんによって「暗黒の地ペルー」から送られてきた密航者として到着したのでです。ブラウン一家に自分のスペイン語の名前は「発音しにくい」ことを伝えると、一家は彼のことを出会った駅名をとってパディントンと呼ぶことにしました。一家は彼をポートベロー・ロード(英語版)近くのウィンザー・ガーデン32番地にある自宅へ連れて行きます。パディントンは礼儀正しい紳士的なくまでありますが、彼のまわりはひっきりなしにトラブルが巻き起こっていきます。何とか上手くいくように努力し、最後には丸くおさまっていきます。ペルーから来たマーマレードが大好きなクマのイギリスでのドタバタ騒動がつづられています。(wiki)
開催期間
2018/4/28(土)-6/25(月)
*5/8(火)、6/5(火)のみ休館
開館時間
10:00-18:00(入館は17:30まで)
毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)
会場
Bunkamura ザ・ミュージアム
主催
Bunkamura、フジテレビジョン、毎日新聞社
協賛・協力等
[後援] ブリティッシュ・カウンシル
[協力] コピーライツアジア、東京子ども図書館、福音館書店、理論社、WAVE出版、日本航空
[監修] 松岡享子(東京子ども図書館名誉理事長)
[学術協力] 三宅興子(梅花女子大学名誉教授)、河野芳英(大東文化大学教授)
お問合せ
ハローダイヤル 03-5777-8600
他会場
□京都会場□
美術館「えき」KYOTO
2018/2/8(木)-3/4(日)
※終了しました
□福岡会場□
福岡アジア美術館
2018/3/10(土)-4/15(日)
休館日:毎週水曜日(3/21(水・祝)は開館、翌3/22(木)は休館)
□広島会場□
奥田元宋・小由女美術館
2018/7/6(金)-8/26(日)
休館日:7/11(水)
入館料
入館料(消費税込) | 当日 | 前売・団体 |
---|---|---|
一 般 | 1,400円 | 1,200円 |
大学・高校生 | 900円 | 700円 |
中学・小学生 | 600円 | 400円 |
◎団体は20名様以上。電話でのご予約をお願いいたします。
(申し込み先:Bunkamura Tel.03-3477-9413)
◎学生券をお求めの場合は、学生証のご提示をお願いいたします。(小学生は除く)
◎障害者手帳のご提示で割引料金あり。詳細は窓口でお尋ねください。
最近のパディントン
パディントン
最近のパディントンは映画にも進出しています。
劇場公開日 2016年1月15日
(C) 2014 STUDIOCANAL S.A. TF1 FILMS PRODUCTION S.A.S Paddington Bear TM, Paddington TM AND PB TM are trademarks of Paddington and Company Limited
解説
1958年に第1作が出版されて以降、世界40カ国以上で翻訳され、3500万部以上を売り上げるイギリスの児童文学「パディントン」シリーズを初めて実写映画化。真っ赤な帽子をかぶった小さな熊が、ペルーのジャングルの奥地からはるばるイギリスのロンドンへやってきた。家を探し求める彼は、親切なブラウンさん一家に出会い、「パディントン」と名付けられる。ブラウンさんの家の屋根裏に泊めてもらうことになったパディントンは、早速家を探し始めるが、初めての都会暮らしは毎日がドタバタの連続で……。「ハリー・ポッター」シリーズを手がけたプロデューサーのデビッド・ハイマンが製作。ニコール・キッドマンらが出演し、パディントンの声は「007」シリーズのベン・ウィショーが担当。
ディントン2
劇場公開日 2018年1月19日
(C)2017 STUDIOCANAL S.A.S All Rights Reserved.解説
1958年に第1作が出版されて以降、世界40カ国以上で翻訳され、3500万部以上を売り上げるイギリスの児童文学「パディントン」シリーズの実写映画化第2弾。ペルーのジャングルの奥地からはるばるイギリスのロンドンへやってきた、真っ赤な帽子をかぶった小さな熊のパディントン。親切なブラウンさん一家とウィンザーガーデンで幸せに暮らし、今ではコミュニティの人気者だ。大好きなルーシーおばさんの100歳の誕生日プレゼントを探していたパディントンは、グルーバーさんの骨董品屋でロンドンの街並みを再現した飛び出す絵本を見つけ、絵本を買うためパディントンは窓ふきなど人生初めてのアルバイトに精を出していた。しかしある日、その絵本が何者かに盗まれてしまう事件が発生し、警察の手違いでパディントンが逮捕されてしまい……。イギリスの人気俳優ヒュー・グラントが、新たな敵役フェリックス・ブキャナンを演じる。
ちょっとお得情報
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本店と「ターナー 風景の詩」展の開催を記念して、コラボグッズを各会場限定で販売します。
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