定期チェック用 日本の美術館一覧

定期的に訪問したい、いつか行きたい日本の美術館をリストアップ。随時追記・更新用。

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北海道・東北

北海道立近代美術館

主として明治以後の北海道美術の流れから、各分野のすぐれた作品を系統的に収集・保存。国内外の近代以後の作品、特にガラス工芸、パスキンを中心とするエコール・ド・パリの作品なども積極的に収集し、総合的な近代美術館を目指している。

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札幌芸術の森美術館

札幌芸術の森美術館は、①札幌および北海道ゆかりの作家による優れた作品、②現代的観点から見た国内外の優れた作品、③人類の始原である“森”に関わりのある作品を美術作品収集の基本としている。
工芸・版画分野(陶芸・染色・七宝・ガラス・金工・木工・版画など)の制作ができる施設もある。

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青森県立美術館

青森県の豊かな芸術風土や隣接する三内丸山遺跡に埋蔵された縄文のエネルギーを芸術創造の源泉として捉えながら、強烈な個性を有する青森県のアーティストたちの原風景を探求し、青森県の芸術風土を世界に向けて発信する。奈良美智の「あおもり犬」が有名。
カフェ『4匹の猫』は美味しい。

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十和田市現代美術館

「アートを通した新しい体験を提供する開かれた施設」として、Arts Towada計画(未来へ向けた新しいまちづくりの一環)の中核となる施設。草間彌生、ロン・ミュエクなど世界で活躍する33組のアーティストによるコミッションワークにより構成されてい38点の恒久設置作品が展示されている。
常設展スペースのほか、文化芸術活動の支援や交流を促進する拠点として、企画展スペース、カフェ、市民活動スペースなど、多様な機能を持つ。

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宮城県美術館

宮城県および東北地方にゆかりのあるものを中心に幅広く収集。明治時代以降現代までの日本画、洋画、版画、彫刻、工芸などのほか、カンディンスキー、クレーなどの外国作品や戦後日本の絵本原画も収蔵されている。
「作ることによって美術を体験する」創作室には絵画、版画の制作や、木、金属、土などを材料とした制作ができるような道具と、具体的なアドバイスを行うスタッフがいる。

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関東

宇都宮美術館

広大な森に囲まれた宇都宮美術館は、国内外のおもに20世紀以降の美術・デザイン、また宇都宮市にゆかりの美術作品を収集・公開するとともに、美術・デザインの様々な分野で、海外・国内の優れた作品を、年間5~6回開催の企画展として紹介している。
アートの他、ポスター等のグラフィック・デザイン、ならびに家具、生活用品といったプロダクト・デザインから成るコレクションがあり、近代デザインの歴史を概観することもできる。

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茨城県自然博物館

「過去に学び、現在を識り、未来を測る」を基本理念に掲げ、新しいタイプの博物館を目指した自然系博物館。巨大なマンモスや恐竜の骨格化石(レプリカ)が出迎えてくれる。

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群馬県立館林美術館

近現代美術における豊かな創造の歩みを理解するための作品を収集することを基本に、なかでも「自然と人間」をテーマとして、調和、共生、対峙など自然と人間の様々な 関わりを表現した、国内外の作品を収集している。

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埼玉県立近代美術館

緑豊かな北浦和公園に1982年に開館した埼玉県立近代美術館(MOMAS)。モネ、シャガール、ピカソなどの海外の巨匠から日本の現代作家まで、優れた美術作品をコレクションして展示している。また、ユニークなテーマを設けた企画展を随時開催するほか、自由に座れるグッド・デザインの椅子もたくさん紹介している。

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千葉市美術館

中央区役所との複合施設であるである千葉市美術館はネオ・ルネサンス様式の旧川崎銀行千葉支店は歴史的建造物であるが、新ビルで旧川崎銀行千葉支店を覆うようにする「さや堂」方式を用いて保存・修復と区役所と美術館の新設が両立されている江戸絵画や現代美術を中心に集中的なテーマをもった特色ある展覧会を積極的に開催している。

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横浜美術館

迫力のあるシンメトリーな外観と、吹き抜けの開放的なグランドギャラリーが特徴の当館は、7つの展示室のほか、11万冊を超える蔵書がある美術情報センター、多彩なワークショップを行うアトリエなども揃う、国内でも有数の規模を誇る美術館。 国際的な港町、横浜にふさわしい美術館として、開港以降の近・現代美術を幅広く鑑賞できるほか、年間を通じて、約1万2千点の所蔵品からテーマごとに展示を行うコレクション展、多彩な企画展を開催している。

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ポーラ美術館

益財団法人ポーラ美術振興財団が運営する箱根町仙石原にある美術館。1950年代後半から40数年かけて集めたコレクションは、西洋絵画、日本の洋画、日本画、版画、彫刻、東洋陶磁、日本の近現代陶芸、ガラス工芸、化粧道具などがある。西洋絵画のコレクションには、モネ、ルノワール、セザンヌ、ファン・ゴッホ、ピカソなどの作品を所蔵する。
木々に囲まれた美術館でのんびり過ごすことができる。

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箱根ラリック美術館

アール・ヌーヴォーとアール・デコの時代を駆け抜けた宝飾とガラス工芸作家、ルネ・ラリックの作品をコレクションする日本有数のラリック専門美術館。一品制作が多いラリックのジュエリーの他、工業製品として世界中で支持されたガラス製品などを鑑賞することが出来る。

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横須賀美術館

眼前には東京湾、後ろは観音崎の自然の森という恵まれた環境のなかでアートと自然を気軽に楽しめる日本屈指の環境を持つ美術館。
横須賀・三浦半島を題材とした作品を中心に、「海」を描いた作品 、日本の近現代美術を概観できる作品をコレクションしている。
2007(平成19)年以来、絵画、彫刻を中心に、約5000点の日本の近現代美術の作品を所蔵している。

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神奈川県立近代美術館

日本で最初の公立近代美術館として、1951年に開館。葉山館、鎌倉別館と略称している二つの建物でそれぞれ一年に数回の展覧会を開催している(鎌倉別館は2019年のリニューアルに向けて休館中)。所蔵作品は、日本近代美術の作品を中心に、日本の公立美術館のなかで有数の質と量を誇るおよそ14,000件にのぼる(2018年3月現在)。高橋由一をはじめ、萬鉄五郎、岸田劉生、古賀春江、松本竣介、麻生三郎など、幕末・明治から昭和にかけて日本の近代洋画を切り拓いた画家などの作品を保有する。
海に面した美術館。

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東京国立博物館

明治5年(1872)に創立された、日本で最も長い歴史を持つ博物館。日本の人文系の総合的な博物館として、日本を中心として広くアジア諸地域にわたる文化財について、収集、 保存、管理、展示、調査研究、教育普 及事業等を行っている。収蔵品は国宝89点、重文643点など総数117,460点は4国立博物館の中で最大。
総合文化展では、年間370回程度の展示替を定期的に実施し、平成30年度は約7,200件の文化財を展示・公開する予定。
夏には閉館時間を21時まで延長したり、敷地内でビアフェスを開催するなど、魅力的な博物館づくりに取り組んでいる。
正門付近に出展している移動販売車のメニューが美味しい。

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国立西洋美術館

川崎造船所(川崎重工業の前身)社長を務めた実業家の松方幸次郎が大正初期から昭和初期(1910年代~1920年代)にかけて築いた美術品コレクション(松方コレクション:印象派の絵画およびロダンの彫刻を中心とするフランス美術コレクション)を基礎に、西洋美術に関する作品を収蔵する西洋美術全般を対象とする唯一の国立美術館。1959(昭和34)年、フランス政府から日本へ寄贈返還された「松方コレクション」を保存・公開するために設立された歴史を持つ。
本館はル・コルビュジエによる設計(1959年)であり、2016(平成28)年7月に国立西洋美術館を構成資産に含む「ル・コルビュジエの建築作品―近代建築運動への顕著な貢献―」が、世界遺産一覧表に記載された。

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東京都美術館

1926(大正15)年、北九州の石炭商・佐藤慶太郎が建設資金の全額100万円(現在の32億円相当)を東京府に寄付し設立された、日本初の公立美術館である「東京府美術館」が前身。

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東京都現代美術館

現在大規模改修工事のため休館中。リニューアル・オープンは2019年3月下旬。

現代美術の振興を図り芸術文化の基盤を充実させることを目的として1995年3月に開館。
約5,200点の収蔵作品を活かして、現代美術の流れを展望できるコレクション展示や大規模な国際展をはじめとする特色ある企画展示など、絵画、彫刻、ファッション、建築、デザイン等幅広く現代美術に関する展覧会を開催している。常に動き続けるコンテンポラリー・アートを肌で感じることのできるスペース。

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東京藝術大学大学美術館

日本有数の美術系大学である東京芸術大学美術学部構内にある美術館。東京芸術大学の前身である東京美術学校 (旧制)以来のコレクションや歴代卒業生の作品などを収蔵し、現在の収蔵品は2万9000件余りを誇る。平成10年(1998)には、大学の芸術資料館から大学美術館へと生まれ変わった。 制作と教育研究の現場である芸術大学という特質を合わせて、 日本国内において前例のない実験的な美術館として機能することを基本理念としている。

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上野の森美術館

明治12年に設立された龍池会を前身とする美術団体「公益財団法人日本美術協会」が運営する美術館。
常設展示は行っていないが、開館以来重要文化財の公開をはじめ様々なジャンルの美術を紹介している。毎年開催している美術館主催の現代美術展(VOCA展)、公募展(上野の森美術館大賞展、日本の自然を描く展)のほか、定期的に独創的な企画展を開催している。

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三菱一号館美術館

英国人建築家ジョサイア・コンドルによって設計された赤煉瓦の建物を復元した赤煉瓦の建物が特徴的。製造方法や建築技術まで忠実に再現するなど、さまざまな実験的取り組みが行われており、美術館そのものも鑑賞の楽しみの一つ。
コレクションは、建物と同時代の19世紀末西洋美術を中心に、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック、オディロン・ルドン、フェリックス・ヴァロットン作品等を収蔵。丸の内の歴史体感スペース「歴史資料室」を併設。
ミュージアムカフェ「Cafe1894」では、ランチタイム、ティータイム、ディナータイムと一日を通して提供される洋食系のオリジナルメニューに加え、展示会とタイアップしたメニューも提供されている。

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出光美術館

昭和41年(1966)、出光コレクションを展示する美術館として東京都千代田区丸の内に開館。
展示は日本の書画、中国・日本の陶磁器など東洋古美術が中心に、テーマに沿った内容で、年5〜6回の展覧会を開催している。併設として、コレクションを代表するルオーの作品を紹介する専用展示室があるほか、アジア各国および中近東の陶片資料を集めた陶片室は、充実した陶磁器コレクションを持つ。

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東京ステーションギャラリー

辰野金吾の設計によって創建された東京駅の歴史を体現する煉瓦壁の展示室をもつ、東京駅丸の内駅舎の美術館。地理的・歴史的に近現代日本の中核に位置し、重要文化財でもある東京駅舎にて美術館活動を行っている。

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ブリヂストン美術館

ブリヂストン美術館は現在休館中。館名変更しアーティゾン美術館として2020年1月を目処に開館予定。

株式会社ブリヂストンの創業者石橋正二郎がブリヂストンビルに美術館を開設し、自らのコレクションを公開したことが始まり。印象派と20世紀絵画を中心とする西洋の近現代美術および明治以降の日本の洋画を収蔵している。

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パナソニック 汐留ミュージアム

松下電工(当時)が1990年代末より社会貢献の一環として収集・所蔵してきた20世紀フランスを代表する画家ジョルジュ・ルオー(1871-1958)の油彩・版画作品を展示することを目的に、2003年4月東京本社ビルの建設を機に本ビル4階に開館された。
初期から晩年までの油彩画や代表的な版画作品などを中心としたルオー・コレクションは現在約230点で、これらの作品を館内「ルオー・ギャラリー」で常設展示するほか、ルオーに関連する企画展も随時開催している。
また、パナソニックの事業と関わりの深い「建築・住まい」「工芸・デザイン」「著名作家」をテーマとする企画展も開催している。

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東京都庭園美術館

ルネ・ラリックやアンリ・ラパンに依頼され壁飾りから家具、照明器具にいたるまで、アール・デコとよばれる装飾様式で統一されている朝香宮夫妻の旧邸宅を美術館へリニューアル。
2014(平成26)年には、ホワイトキューブのギャラリーをそなえた新館がリニューアル・オープン。茶室、庭園は整備工事が完了したところから順次公開される予定。
旧朝香宮邸やアール・デコ様式との関連を有する美術品や資料を収集・保管している。

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国立新美術館

国立新美術館は、コレクションを持たず、国内最大級の展示スペース(14,000m2)を生かした多彩な展覧会の開催、美術に関する情報や資料の収集・公開・提供、教育普及など、アートセンターとしての役割を果たす、新しいタイプの美術館。

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サントリー美術館

「生活の中の美」を基本テーマとした企画展示や作品収集を行い、その収集方針のもとに集められた収蔵品は、絵画、陶磁、漆工、染織など日本の古美術から東西のガラスまで、漆工、陶磁、絵画、ガラス、染織など幅広く、金工国宝1件、重要文化財15件、重要美術品21件を含む約3,000件に及ぶ。建築家・隈研吾(くまけんご)氏による設計。
茶室「玄鳥庵」で、お抹茶と季節の和菓子を提供しており、和菓子好きなら定期訪問すべき美術館の一つ。

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森美術館

設立当初からの理念である「現代性」と「国際性」をもって時代に立脚し、世界の先鋭的な美術や建築、デザイン等の創造活動を、展覧会とラーニングをとおして独自の視座で紹介している。2017年にはアメコミで有名な「マーベル展」を開催するなど、アートにとらわれない展示会は多くの現代人を引き付ける。
六本木ヒルズの上階にあるため、今の東京を360度俯瞰でき、アート+都市を体感できる美術館。

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森アーツセンターギャラリー

森アーツセンターギャラリーは、六本木ヒルズ森タワー52階展望台と同じフロアに位置するギャラリー。世界の名だたる美術館の貴重なコレクションの企画展から、漫画・アニメ作品、映画、ファッション、デザインまで、多彩で質の高い展覧会を開催している。

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泉屋博古館分館

泉屋博古館は住友家が蒐集した美術品を保存、展示する美術館。中国青銅器・鏡鑑の他に中国・日本の書画、洋画、近代陶磁器、茶道具、文房具、能面・能装束など多様なコレクションを持つ。特に中国古銅器と鏡鑑は、中国以外では質量ともに最も充実したコレクションとして世界的にも高く評価されており、500点余りを保存公開している。
現在収蔵品は3000点以上有し、京都と東京分館の二カ所で収蔵品やそれに関連する作品の展覧会を開催している。

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山種美術館

山種証券[現SMBC日興証券]創業者である山崎種二が個人で集めたコレクションをもとに、1966(昭和41)年、日本初の日本画専門美術館として開館。当時活躍していた画家と直接交流を深めながら作品を蒐集したほか、まださほど知名度は高くなくとも将来性があると信じた画家も支援するなど、メセナの先駆的美術館。
1階のエントランスに隣接する「Cafe 椿」では、展覧会ごとに出品作品に描かれた花や果物、動物などのモチーフを選び、青山の老舗菓匠「菊家」に特別にオーダーした「Cafe 椿」オリジナルの和菓子が提供されており、季節ごとに定期訪問したい美術館の一つ。イタリア・カッシーナ・イクスシー社の家具を使うなど、気付きにくい部分へのこだわりがある。
トイレのピクトグラムがかわいい。ウェブサイトが開きにくい。

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Bunkamura ザ・ミュージアム

近代美術の流れに焦点をあてた展覧会を中心に、それまで日本で紹介されることが少なかった作家の個展や海外の著名な美術館の名品展など、テーマ性・先見性・話題性を持った展覧会を開催するなど、企画、展示を運営の主体とする美術館。
展示の場では、主に、19~20世紀の西洋絵画展、海外美術館の名品展、女性芸術家の作品展、写真展の4つのテーマを中心に、年間4~6回の企画展を開催している。

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根津美術館

東武鉄道の社長などを務めた実業家・初代根津嘉一郎(1860~1940)が蒐集した日本・東洋の古美術品コレクションを保存し、展示するためにつくられた美術館。絵画、彫刻、金工、陶磁、漆工、染織などを中心にコレクションされ、国宝7件、重要文化財87件、重要美術品94件平成28年3月末の時点で、7,420件を数える。
敷地内には庭園、茶室があり散策もできる。本館の設計・監理は隈研吾建築都市設計事務所。

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太田記念美術館

太田記念美術館は、かつて東邦生命相互保険会社の社長を務めていた五代太田清藏(1893~1977)が蒐集した浮世絵コレクションを公開するために設立された美術館。
コレクションの中核となるのは、五代太田清蔵が心血を注いで蒐集した約12,000点という膨大な浮世絵であり、浮世絵の両輪となる肉筆画と版画も合わせ、浮世絵の始まりから終焉まで、その歴史を網羅的に辿れるような、広い範囲を収めた内容となっている。
都心でも数少ない浮世絵専門の美術館として、日本文化に興味を持つ海外からの訪問も多い。

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東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館

損保ジャパン日本興亜の前身会社のひとつである安田火災が文化貢献として芸術鑑賞の場を提供する美術館を構想した際に、同社とゆかりの深かった東郷青児からコレクションを譲り受け、同氏の自作を主に展示する方針で開館。
現在では、ルノワール、ピカソ、ルオー、セザンヌ、岸田劉生、東山魁夷なども含め、約620点のコレクションを持つ。ゴッホの≪ひまわり≫がある。

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原美術館

1979年に当時の日本では希少な現代美術専門館として開館。現代美術を通じた国際交流の推進と現代美術の活性化、アーティストの支援の場として活動を続けている。
中庭を包みこむように緩やかな円弧を描いたデザインの建物は、1930年代の洋風邸宅を美術館として再生したもの。

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世田谷美術館

緑豊かな砧公園の一角に位置する美術館。先史美術から現代美術まで、幅広い分野の芸術を国内や海外の美術館・博物館と交流しながら、積極的に紹介している。
近現代の作品を中心に、日本国内はもちろん、海外の作品も含め、コレクションは約16,000点。素朴派などの作品や、世田谷区ゆかりの作家の作品の他、美食家で、書、器といった様々な分野で才能を発揮した北大路魯山人の作品も有する。

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五島美術館

東京急行電鉄株式会社の元会長・五島慶太の構想に基づき設立され、日本と東洋の古美術品(明治期以前)を中心としたコレクションの所蔵品総数は国宝5件、重要文化財50件を含む約5000件にのぼる。国宝である「源氏物語絵巻」、「紫式部日記」を有する。

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日本民藝館

「民藝」という新しい美の概念の普及と「美の生活化」を目指す民藝運動の本拠として、思想家の柳宗悦(1889-1961)らにより企画され、多くの賛同者の援助を得て、1936年に開設された。歴代館長は柳宗悦、陶芸家の濱田庄司(1894-1978)、プロダクトデザイナーの柳宗理(1915-2011)、実業家の小林陽太郎(1933-2015)、現在はプロダクトデザイナーの深澤直人。
柳の審美眼により集められた、陶磁器・染織品・木漆工品・絵画・金工品・石工品・編組品など、日本をはじめ諸外国の新古工芸品約17000点が収蔵されている。

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府中市美術館

都立府中の森公園の中に位置し、「生活と美術=美と結びついた暮らしを見直す美術館」をテーマに、2000年に開館。開館近代以降の日本の美術に焦点をあて、特に西洋美術との相互関係、伝統的美意識の展開などを視野に入れ、日本近代美術の流れや特質を展望できるコレクションを形成している。

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町田市立国際版画美術館

世界でも数少ない版画を中心とする美術館。1987年の開館以来、古くは奈良時代から現代まで、日本をはじめ海外のすぐれた版画作品や資料を収集・保存し、現在3万点を超える収蔵品を有している。このコレクションは、版画の歴史をたどることができ、美的価値の高いものであると同時に技術の変遷や社会的役割など、版画を多面的にとらえることのできるものである。
歌川広重、葛飾北斎、月岡芳年、川瀬巴水などをコレクションしている。

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中部

静岡市美術館

静岡駅前の複合施設「葵タワー」3階の駅チカ美術館。活動の柱は、年間を通じた企画展事業で、広さ約1,100m2、天井高4.1〜4.5mと十分な広さをもつ展示室は、国宝や重要文化財等、国指定文化財も展示できるよう設計されており、美術を主軸にデザインや工芸等、幅広いジャンルの展覧会がバランスよく開催される。
エントランスホールや多目的室、ワークショップ室では、同時代のアートシーンの紹介や、コンサート、講演会、ワークショップ等、様々な交流ゾーン事業を実施し、誰もが気軽に立ち寄れる「ちょっと面白い、街の中の広場」としての都市型美術館をめざしている。

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静岡県立美術館

日本平のふもと、緑に囲まれた『開かれた美術館』を目指し、企画展や収蔵品展、講演会、講座、シンポジウムなどを開催している。収蔵品は、静岡県にちなんだ日本画、油彩画、版画などを中心に、1,450点(平成24年現在)。西洋絵画ではロイスダール、ターナー、モネ、ゴーギャン、シニャック、日本画では狩野探幽、池大雅、司馬江漢、谷文晁、歌川広重、横山大観、日本洋画では五姓田義松、佐伯祐三、小絲源太郎、岡鹿之助など、それぞれの時代を担った画家たちが描いた山水、風景画の代表作が収蔵されている。
敷地内にはロダン館があり、ロダンの《地獄の門》を中心とする32体の彫刻を、明るい大空間を散策しながら鑑賞することができる。また、定期的にロダンデッサン会が開催されており、デッサンを通してロダン彫刻をより深く鑑賞できる人気のプログラムとなっている。

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MOA美術館

MOA美術館は相模灘を見渡す高台に建つ「海の見える美術館」。国宝3点、重要文化財65点を含む約3500点を所蔵。美術館のメインロビーからは海に浮かぶ初島や伊豆大島が一望でき、大パノラマが見る人の心を癒す。「美育」の活動に取り組んでる。MOA自然農法ファーム(大仁)の食材も取り入れた、体に優しい健康的な料理が提供されるレストラン、アートと美食の館「カフェ レストラン オー・ミラドー」はとても気になる。

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佐野美術館

大正・昭和期の実業家佐野隆一(1889-1977)の収集品が基礎。その後購入、寄贈を受けたものを含め約2500件の美術品を収蔵。コレクションの特色はその多彩さにあり、日本刀は特に名品が多く、その他陶磁器・金銅仏・古写経・日本画・能面・装身具・人形など、東洋の工芸品を中心に、それぞれ系統立てて収集されている。自然の趣を活かした回遊式庭園を持つ。

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浜松市美術館

浜松市医師会議長、浜松市社会教育委員長などを務め、柳宗悦とも親交が深かった内田六郎氏のガラス絵コレクションを基礎とする18~19世紀の伝統的ガラス絵及び、現代作家によるガラス絵があげられ、「ガラス絵の美術館」として親しまれている。また、遠州各地の風景が描かれた浮世絵や大津絵、泥絵などを収蔵する。

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愛知県美術館

名古屋市美術館

豊田市美術館

国立国際美術館

大阪市立美術館

あべのハルカス美術館

京都国立博物館

京都国立近代美術館

泉屋博古館

奈良国立博物館

兵庫県立美術館

神戸市立博物館

島根県立美術館

岡山県立美術館

広島県立美術館

広島市現代美術館

ひろしま美術館

山口県立美術館

高松市美術館

高知県立美術館

九州・沖縄

福岡市美術館

福岡市博物館

九州国立博物館

久留米市美術館

長崎美術館

熊本市現代美術館

沖縄県立博物館・美術館

 

 

 

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