アート・ストームズとは

アートとデザインの違いとは
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アートストームズとは

「食もアートも、心の栄養」

アート・ストームズは美大出身の経営コンサルタントであるカチャカチャが運営する、アートやデザイン、クラフトに関する情報サイトです。

カチャカチャは元々、家具・雑貨の企画やデザイン・設計、パッケージデザインや国内・海外工場の管理と貿易、営業、ウェブマーケティング(販売)など、調達から販売まで幅広い業務を担当してきました。(もちろん、いろんなパートナーさんの協力をいただきました)

ところが、ひょんなことから「企業経営」の必要性について強く認識し、「会社を経営することとは何か」ということを学ばざるを得なくなり、経営コンサルタントの国家資格を取得しました。

その後、ご縁がありまして、まったく違う業界で、経営コンサルタントとして活動しています。
これまで使っていたフォトショ、イラレ、インデザインや3DCADといった、デザインツールから、エクセル・パワポといったコンサルツールを駆使する毎日です。

しかし、根にはアートやデザインに関する「何かを作りたい」という衝動を常に抱えています。
自身の活動コンセプトに基づいて、様々な作品を発表しているアーティストの皆さんに対し、とてもうらやましいなと思うとともに、微力ながら、この「アート・デザイン業界」の活性化に何か役に立てないかと感じ、この業界における情報発信をしようと考えました。

サイトの名称である、ART-STORMS(アート・ストームズ:アートの嵐)というネーミングには、これらの思いを込めています。
多種多様な価値観から生まれるアートやデザインを、あえて整理することなく、次々とレポートすることが、このサイトの命題です。
(自分のお勉強も兼ねて・・・)

これまでのアート・デザイン史と同じように、引き続き、この業界では「商業的視点」を考慮する必要があります。
アートやデザイン、クラフトに関係することを、経営的な視点を付加した上で、有益な情報を提供できればと思います。

管理人自己紹介

■管理人カチャカチャは人生に迷いを感じる放浪の勉強家です。各種資格取得が趣味のようで、友人からは「お前は、どこに向かっているのか」と苦言を呈されます。

  • 中小企業診断士(経済産業大臣登録)
  • 日本生産性本部認定経営コンサルタント
  • 宅地建物取引士
  • 第二種電気工事士
  • ファイナンシャルプランナー技能士
  • TOEIC730点
  • 病院関連の民間コンサルタント資格(詳細秘密)
  • ほか

■趣味

  • アート学習
  • プロダクトデザイン考察
  • 工作
  • 勝手に企業分析・事業戦略の立案
  • トレッキング
  • ジュエリーデザイン&創作
  • ぬいぐるみ作り
  • 粉もん研究家
  • 転職研究家
  • ネイティブ・アメリカンジュエリー研究家
  • そのほか、多数あり・・・。

アート・ストーミングならぬ、ブレイン・ストーミングとは

このサイトで使っている「ストームズ」は、元々「ブレイン・ストーミング」からきています。
ストームそのものは、「嵐」であり、ブレイン・ストーミングとは、「脳」に直接訴えかけるような激しい衝動を与える「嵐」を表し、これまでの価値観を根底からひっくり返すような、激しい思考の変革を意味します。

ブレイン・ストーミング(Brainstorming)とは、アレックス・F・オズボーン氏によって考案された会議方式のひとつであり、4つの原則に基づいています。

  1. 判断・結論を出さない(結論厳禁)
    自由なアイデア抽出を制限するような、批判を含む判断・結論は慎む。判断・結論は、ブレインストーミングの次の段階にゆずる。ただし可能性を広く抽出するための質問や意見ならば、その場で自由にぶつけ合う。たとえば「予算が足りない」と否定するのはこの段階では正しくないが、「予算が足りないがどう対応するのか」と可能性を広げる発言は歓迎される。
  2. 粗野な考えを歓迎する(自由奔放)
    誰もが思いつきそうなアイデアよりも、奇抜な考え方やユニークで斬新なアイデアを重視する。新規性のある発明はたいてい最初は笑いものにされる事が多く、そういった提案こそを重視すること。
  3. 量を重視する(質より量)
    様々な角度から、多くのアイデアを出す。一般的な考え方・アイデアはもちろん、一般的でなく新規性のある考え方・アイデアまであらゆる提案を歓迎する。
  4. アイディアを結合し発展させる(結合改善)
    別々のアイデアをくっつけたり一部を変化させたりすることで、新たなアイデアを生み出していく。他人の意見に便乗することが推奨される。

この4つの原則は、多様性や新たな思考を大いに歓迎する原則です。
この考え方は、これまでのアート史上と何ら違和感のあるものではなく、きっとこの先も永続する思考です。

この精神に立脚し、人本来が持ち続ける「創造性」に関する思想が、現代社会と将来において、経済性との関連性を保ちながら永続していくことを望みながら運営していければと考えています。

現代では、経済的にはファインアート↔プロダクトデザイン↔クラフト(民芸や手作り品)に大きな違いがあると認識されていますが、歴史的に見ると、相互にグラデーションのように影響しあっているものです。後世に生き残るすべを伝える方法として壁画を描き、歴史として宗教画を描き、これが写真に取って代わられることで「芸術」の観点が多様化し、生活の利便性のために手作り品が普及し、これをより安価に提供する手法として大量生産を実現するための工業デザインが発展してきたことは否定することはできません。

アートの持つ力とは?

そもそもアートは、生存欲求に含まれるのでしょうか?それは、人により異なると思います。生きるための欲求や人に認められたいという欲求の一部分に、「表現したい」という欲求、それを「認識し、共有したい」という欲求が含まれ、現代社会においては、アートに関する欲求は、実はかなり大きいのではないでしょうか。そういう視点では、生きていくためには、「食」も「アート」も必要ではないかと、強く感じます。
世の中の「食」を見ていると、まるでその時々で表現され消えていくインスタレーション、ライブパフォーマンスのように感じ、とても「アートである」と感じると同時に、食もアートなのではないか?と感じてしまうのです。

そんな思いが「食もアートも、心の栄養」につながっています。

ちなみに、カチャカチャはいわゆるファインアートについての知識は、さほどありません。ですが、アート業界が他の産業と同じように、需給双方の経済活動を通じて人類の創造性の発展につながればいいなと思い(つまり、作りたいと渇望する人が作り、これを支援または欲しいという人(や団体)が買うことで経済が回るという考え)、自己学習も兼ねてこのサイトを立ち上げていますので、もし、サポートしていただける方がいらっしゃいましたら、どうぞご協力をお願いいたします。

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