「佐藤可士和展」六本木・国立新美術館で、約30年の多彩な仕事を紹介

「さまざまな美術表現を紹介し、新たな視点を提起する美術館」という方針のもと、デザイン・建築分野の展覧会を催してきた国立新美術館。今回その試みの1つとして、日本を代表するクリエイティブディレクター・佐藤可士和を取り上げた展覧会を開催する。

国立新美術館ロゴ( 制作: 佐藤可士和)
国立新美術館ロゴ( 制作: 佐藤可士和)

90年代に博報堂のアートディレクターとして数々の斬新な広告プロジェクトを打ち出した佐藤可士和は、2000年に独立。以後、企業のみならず、幼稚園、病院、ファッション界や地域産業に至るまで、多様なブランディング戦略を手がけてきた。その例はユニクロ(UNIQLO)や楽天グループのグローバルブランド戦略、セブン-イレブンジャパンのブランディング計画、そして国立新美術館のシンボルマークデザインなど、枚挙にいとまがない。

個展として最大規模となる「佐藤可士和展」では、佐藤自身のキューレーションのもと、およそ30年にわたるその活動を「作品」として描き出す。「伝えるべき情報から本質を抽出し、だれもが一目見て理解できる記号に置き換え、広く伝える」というデザインの原理を、文化・経済・日常にまで広げる仕事の数々へと、多角的に迫る展覧会となる。

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詳細

「佐藤可士和展」
会期:2020年9月16日(水)~12月14日(月)
休館日:毎週火曜日
※ただし、9月22日(火・祝)、11月3日(火・祝)は開館、9月23日(水)、11月4日(水)は休館
開館時間:10:00〜18:00(入場は閉館の30分前まで)
※毎週金・土曜日は、9月は21:00まで、10月・11月・12月は20:00まで
会場:国立新美術館 企画展示室1E
住所:東京都港区六本木7-22-2

【問い合わせ先】
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)

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