日々、エクセルをいじくる仕事をしていると、時折無性にモノづくりがしたくなる方、いらっしゃいませんか?「手元の消しゴムを複製してみたい!」という欲求をかなえる「小物の量産」に挑戦しましょう。
本日の量産は「魚の醤油さし」
という訳で、今回量産に挑戦するのは「魚の醤油さし」です。
最近はビニールパックに入った醤油が多いので、久しぶりに見ました。
愛媛県内の空港内フードコートには、注文に応じて、この魚の醤油さしを使用します。目の前のカゴに数百個の魚の醤油さし、量産魂に火が付きます。魚の醤油さしと一緒にお家に帰ります。
実際の魚の醤油さしは、ペットボトルのようにブロー成型により製造されていますが、今回は単純な型取りです。入り組んだ形状ではないので、ちょっとした型取り量産に向いています。
まずはレゴブロックのような型枠で、型の前後左右8~10ミリくらいのスペースができるように組み、粘土に半身を埋めます。
次に、流し込む樹脂用の道を割りばしで作ります。今回は赤いキャップから流し込み、尾びれを通り、上へ抜けていくルートにしました。
後でシリコン型ができたら、尾びれと棒のルートをつなぎます。
シリコン型のずれ防止用の小穴を開け、シリコン離型剤を表面にしっかりと塗布します。
ちょっと細かい点ですが、キャップと本体にはわずかにスキマが開いています。シリコンを流し込むとここへ入り込んでしまうので、粘土でふさいでおきました。
シリコンを流し込む。
一晩乾燥させたら、粘土を抜き取り、反対側の型取りです。樹脂の流れる道を粘土で作っておきます。
試しに、そこらへんに転がっている樹脂を流し込んでみましょう。
今回はFRP樹脂があったので、これを流し込みます。
FRPは臭いがきついです。
FRP樹脂が固まった頃合いを見計らって型から外します。
ちゃんと固まっています。
量産が楽しくなってしまったので、醤油ではなくマヨネーズ入れを量産してみました。
ぜひ、チャレンジしてみてください。
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