「吸引力の変わらない、ただひとつの掃除機」というキャッチコピーで、世界中の掃除機史を塗り替えたDyson。これまでのコード付きの丸いタイヤがついた掃除機からプラグを取り上げ、使えるコードレス掃除機のカテゴリーを作り出しました。そんなDysonの掃除機のロボットがやってきました。
お掃除ロボットの市場
お掃除ロボットの市場規模は、2018年段階で20億9000万ドルと推計され、2023年には43億4000万ドル市場にまで成長すると予測されているとのレポートもあるようです。(出典:リサーチステーション合同会社HPより)
Dyson(売上高:25億ポンド(約3,625億円))は、イギリスを本拠地とするグローバル家電メーカーです。設立したジェームス・ダイソン氏は自らが広告塔となり、技術面、特に「モーター」に関するCMによって、急成長した企業です。それまでの日本市場で多かった「白物家電」的なデザインと異なり、近未来的・メカニカルなデザインが特徴です。
Dysonの掃除機は、DCシリーズとして発売されており、現在はDC74まで開発されているようです。また、最近の製品はVシリーズとして開発が進められています。
Dyson Cyclone V10 Fluffy
お掃除ロボットといえば、iRobot社(売上高:USD883,911千(2017年12月31日期))のルンバが有名です。ルンバ初号機は2002年に発売され、こちらも瞬く間にロボット掃除機の市場を作り上げました。
最近は水を噴霧しながら拭き上げ掃除をする「ぞうきんロボット」も発売されています。
iRobot ルンバ980
Dysonのお掃除ロボは2015年の発売ですので、この領域では後発となりますが、開発は2001年にはすでに着手されていたようで、「17年の歳月をかけ完璧を追求」した製品が「Dyson 360 Eye」なのです。
ロボット掃除機 Dyson 360 Eye 他のロボット掃除機の4倍の吸引力
お掃除ロボット 「Dyson 360 Eye」がやってきた
うちでは、「Dyson V7 Motorhead」を使っていますが、これに加えてお掃除ロボット「Dyson 360 Eye」が導入されました。
これまでも何度かお掃除ロボットの導入は検討していたのですが、お値段がお高いので先送りしていましたが、そろそろ値段もこなれてきたし、ネコさんの毛が相変わらず床を浮遊しているということから、導入の決断に至った次第です。
ロボットの導入にあたっては、ルンバとの比較検討も行い、「ちょっとぐらいの段差なら乗り越えられる」という前向きな機能を持つ「Dyson 360 Eye」に決定されました。
パッケージにもジェームス・ダイソン氏が。
最近はIOT技術も進み、ロボット掃除機 Dyson 360 Eyeも当然、スマホで操作することが可能です。
Dyson Link アプリで、製品の保証登録、ロボット掃除機への指示、掃除のスケージュル予約をすることができます。ソフトウェアの自動アップデートも行うことができます。
という訳で、ロボット掃除機が部屋の隅々まで自動でお掃除してくれています。
一つだけ残念な点は、ルンバであれば、「ネコさんがルンバ上に座ってお掃除する図」が見れたのかなーということです。
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