フォンダシオン ルイ・ヴィトンでバスキア展

フォンダシオン ルイ・ヴィトンでバスキア展

現代アートの新たな発信地としてパリ・ブローニュの森に誕生した、ランク・ゲーリー設計による「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」では、2018年10月3日~2019年1月14日まで、バスキア展が開催されていましたが、好評のようで、15日~21日の期間、特別に会期延長となったようです。

© Estate of Jean-Michel Basquiat Licensed by Artestar, New York © Fondation Louis Vuitton / Marc Domage
Exhibition
© Estate of Jean-Michel Basquiat Licensed by Artestar, New York © Fondation Louis Vuitton / Marc Domage

この展覧会の特徴は、なんといってもその作品の数。1980年から1988年までの画家の全キャリアを網羅した120点が集められています。ヨーロッパでは、これまで見ることが出来なかった、バスキアとウォーホールの「Obnoxious Liberals(1982)」という重要な作品が含まれています。
また、「Rens with Death(1988)」、「Offensive Orange(1982)」、「Untitled(Boxer)(1982)」、「Untitled(Yellow Tar and Feathers)」のような、最初の発表以来めったに見られなかった絵画も展示されています。

 

 

若いバスキアは学校を辞めたのち、ニューヨークのストリートを最初のスタジオすると、瞬く間に彼の作品は成功を収めました。バスキアの作品は、現代的な表現主義の影響を受けていますが、彼自身から生み出された作品も数多く存在します。彼の元来持つ視線の鋭さはもとより、美術館でアートに触れ、図書館で数多くの本を読むことは、バスキアに真の感性を与えることになったのです。

バスキアは黒人アーティストであるが故、アフリカ系アメリカ人の文化を描く必要性を認めつつも、作品においてはそれに反抗したともいわれています。

1988年にバスキアは亡くなりましたが、彼が活躍した期間で、1000を超える作品が描かれました。

今回のバスキア展は、これまで開催されたバスキアに関する展示会の中では、最大級の展示会となっているそうです。今後、他の美術館が同じことをしようにも、実現不可能では?とも言われています。
バスキアの市場価格はこの数年で急上昇しており、120点もの作品をまとめて展示するには、1,000万ドル以上の搬送費や保険料を支払える美術館が必要だからです。

Fondation HP
FONDATION LOUIS VUITTON, 8 avenue du Mahatma Gandhi, Bois de Boulogne, 75116 Paris

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