東京には大小や公的・私的と、さまざまな美術館・博物館があります。
どこも独自のコレクションや視点で常設展や企画展を開催しています。
特に最近は、美術館の企画展に人が殺到することが多く、マーケティングの成功例と思いながら観に行きますが、さすがに●時間待ちの時はぐったりしてしまいます。
そんな東京のお気に入りの美術館をピックアップ!
21_21 DESIGN SIGHT
いきなりですが、東京ミッドタウンの「21_21 DESIGN SIGHT」がお気に入りNo1!
サイトにもある通り、「時代が必要とするものや生活を楽しくする文化としてのデザインを、探す、発見する、つくっていく視点(sight)を備えた活動拠点」として、日常のものごとについて、デザインの視点で発信・提案しています。
三宅一生氏、佐藤卓氏、深澤直人氏の3人のディレクターを中心とした、デザインのためのリサーチセンターですが、それぞれが業界屈指のトップデザイナー・クリエイターですので、企画展などは毎回斬新です。
2013年に開催された「デザインあ展」に行きましたが、ずいぶん並んで入った記憶があります。
開館時間 | 10:00~19:00(入場は18:30まで) |
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休館日 | 火曜日、年末年始、展示替え期間 |
入場料(税込) | 一般¥1,100、大学生¥800、高校生¥500、中学生以下無料 15名以上の団体は各料金より¥200割引 |
国立新美術館
2007年1月に開館した波のような外観が特徴的な国立の美術館です。
設計は建築家・黒川紀章氏。
国立新美術館は、美術館と冠していますが、収蔵品を収集する美術館ではなく、公募展や企画展のためのギャラリーですので、日展、二科展、独立展など各美術団体の展示会が毎年開催されています。
先日は、「安藤忠雄展」が開催されていましたので、国立新美術館に行ってみました。
安藤忠雄氏は元プロボクサー、独学で建築を学び、独自の設計思想を持っている建築家ですが、安藤忠雄展はもう長蛇の列。待ち時間30分(これでも短い!)
展示会場内もぎゅうぎゅう。
それでも実物大?の「光の教会( 大阪府茨木市, 1989年)」を会場内に作ってしまうというスケールの大きさは圧巻でした。
期間終了後は、解体されてしまうのでしょうか・・・
国立科学博物館
国立科学博物館は、自然史・科学技術史に関する国立の唯一の総合科学博物館で、明治10 年(1877 年)を創立年とし、140 年の歴史ある博物館です。
自然史および科学技術史研究に関する452万点を超える貴重なコレクションを保管しています。
2016 年度の入場者数は過去最高となる247 万人!だそうで、毎日数千人が訪れるという規模です。
定期的に大規模なリニューアルがありますが、行くたびに観に行ってしまうのが、我が国の縄文・弥生時代の土器や埴輪、土偶です。
縄文土器の持つ力強いデザイン、単純化された炎のラインは、きっと寝ずに火を守りながら過ごす日々を送っていた時代だからこそ生まれたものなのだろうと思いを馳せてしまいます。
ぜひ今年も行きたいと思います。
次回のデザインあ展
次回の「デザインあ展」は2018年3月21日(水・祝)~5月20日(日)の期間、富山県美術館(富山県)で開催される予定です。
その後、2018年7月19日(木)~10月18日(木)の期間で、お台場 日本科学未来館(東京都)で開催される予定となっています。
楽しみですね。
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