Zweedとは、スウェーデンはストックホルムを拠点に活動するファニチャー・メーカーです。
2010年、Håkan Johansson氏によって設立されました。
そんなZweedの紹介です。
スウェーデンのZweedって?
たぶん、ズウィードと発音するのだと思います。
Zweedの何が良いかと言いますと、ミニマリズムなデザインでありながら、現代の「家」の収納を誇張することなく、日常に取り込むデザインにあるのではないかと思います。
ZweedのデザイナーであるHåkan Johansson氏は、顧客との対話によるファニチャーの開発に主眼を置いており、また、Sustainable society(継続可能な社会)の視点によるリサイカブルな材料を使った、機能的かつデザイン性の高いキャビネットなどを作成しています。
そのような思想であるため、販売される地域がヨーロッパやアメリカに限られており、我々のようなアジア圏ではリテイラーがいないのが現状です。
スウェーデンといえば、超有名な家具ショップの「IKEA」が有名ですが、IKEAは住環境におけるデザイン性の高いファニチャーを低価格で提供することがコンセプトであり、「量産」に立脚しています。
ちなみに、IKEAはスウェーデン発祥ですが、税金の関係で、実は今はオランダの会社なんですよ。
IKEAは、画一的でシステマチックなデザインに陥りがちですので、直線的なデザインが多いのが特徴です。
マーケティング的な視点で、デザイナー個人にフォーカスした広告宣伝が店内で行われていますが、インハウスデザイナーですので、会社のコンセプトに則ったデザインしかできないのではないでしょうか。
最近は、作り付け家具として、家の中に直接、棚などの収納エリアを設けてしまうことが多いので、スタンドアロンの家具の存在意義が薄れつつあります。
とはいえ、日常空間の中に「家具」が存在することは、壁に埋め込まれた収納エリアと違うインスピレーションを日々与えてくれると思うのです。
このZweedの家具が、いつか日本で購入することができるようになるといいですね、大塚家具さん。
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